エイト不動産lab コラム｜三重県津市の不動産エージェント｜エイト不動産Lab

2019/03/08

『不動産の知らない・出来ない・解らない』を解決する“不動産のかかりつけ医”、エイト不動産Ｌａｂの近坂です。

先日、大阪の中古マンションの売却のお手伝いをさせていただきました。

売主は、3年前に住宅ローンを利用して、このマンションを購入していたのですが、当時は住宅ローン減税を受けることができない物件であると、不動産業者から説明を受けていました。

(住宅ローン減税制度とは、一定要件を充たす住宅をローン借入れで購入する場合に、住宅ローンの年末残高に応じた控除額を10年間にわたり所得税から控除できるというもの)

今回、このマンションの売却にあたり、買主から住宅ローン減税が受けられるか否かの質問がありました。

我々のチームで調査したところ、原則の一定条件は満たしていないものの、

例外として認められている条件には合致することを司法書士の先生が気付いてくれました。

結果、このマンションの買主は、住宅ローン減税制度を利用できることになったわけです。

今回の事例から、豊富な知識を持ち合わせた強靱なチームワークは、お客様の利益を生むことが証明されました。

3年前に今回の売主に関わったチームは、本来売主が受けられるはずだった利益を逃してしまっていたことになります。

皆さんは、不動産のプロではありません。それが故に、皆さんの知らない知識を我々プロが力を合わせ、補っていく必要があるのです。

益々の知識の習得の必要性を再認識した良い取引となりました。